リモートワークを始めて2ヶ月。

最初は「家で稼働している」という実感がなくて変な感じがしていましたが
ようやくリズムが整ってきて、生活スタイルに慣れてきました。

実際、在宅勤務ってどうよ

外出の自粛がされている中、在宅勤務は最近のトレンドということもあり
きれいごとの情報はネット上に腐るほどあります。
ということでせっかくなので、体験した立場から良いことも悪いことも
リモートワークのリアルな現実をぶっちゃけて記事にしました。

  • これからリモートワークの仕事を探そうと思っている方や
  • リモートワークを導入しようか検討されている企業やお店の方、
  • 在宅勤務を余儀なくされた方
  • 自分もリモートワークだけど、他の人ってどうしてるんだろう?

という方の参考になれば嬉しいです!

これまでのわたしの勤務経験

ご参考までに、これまでのわたしの主な勤務経験は

  • オフィスに出社勤務:
    一般事務(PCを使ったバックオフィス業務)、WEB系、コールセンターなど
  • 肉体労働系:
    医療従事者、飲食ホールや皿洗い、ビールの売り子など
  • 現在はWEB系業務の在宅勤務。3ヶ月目に突入

仕事の中身にはそれなりに順応してきましたが、
環境が合わない、不快だと感じたらわりとサクッと退職してしまうジョブホッパーです。
→社会不適合ぶりが気になる方は過去の記事をどうぞ

現在のリモートワークの内容

現在は、(コロナ関係なく元から)社員全員がリモートワークの会社で働いています。
社内での連絡は外出先やスマホでも可能だけど、実務自体はPC作業が必要。
カフェなど場所は問われないけど、基本的にPCの前に着席している必要がある仕事です。

ちなみに、在宅勤務とかリモートワークとか呼び名は色々ありますが
家で仕事するという意味では、どちらも同じものとして書いていきます。

リモートワークvs出社勤務の違い
~良いところも悪いところも~

結論から言うと、出社勤務もリモート勤務も一長一短。

向き不向きも確実にありますので
今回は、どちらが良いとか悪いとかいうことではなくて
単純にどちらの勤務経験もある自分の主観で、
特徴を比較して列挙していきますね。

①服装
出社:スーツあるいはオフィスカジュアル
在宅:部屋着や私服、ラクな恰好

出社していると、スーツあるいは無彩色系の、
いわるOL服のようなオフィスカジュアルのことが多いのではないでしょうか。

IT系のお仕事や、対外的な仕事のない事務職だと、
服装や髪型にはそんなにうるさくない会社もありますが
それでもやっぱり、会社に出勤するとなると周りの目が気になりますよね。

周りの目が気にならない

在宅勤務だと、好きな服が着れるし、もちろん部屋着でもOK。
テレビ会議があったとしても、その時だけ着替えたり、
上だけジャケットを羽織ればいいので気楽です。
ズボンだけ部屋着とか、あるあるなんじゃないかな。

セクハラはもちろん、意図しない異性から
いかがわしい目線を浴びることもありません。

メイクの時間とお金が浮く

これは会社の風土にもよるかもしれないですけれど
わたしの会社は毎日ビデオチャットするわけじゃないので
1日中ノーメイクで過ごすこともけっこうあります。

いずれにしても、リアルで会う時ほど精巧なメイクは不要なので
メイクの時間も浮くし、化粧品の減りも遅くなりました。

着替えの時間は積もり積もって大きい

接客業系の仕事だと、制服に着替えなきゃいけないじゃないですか。
あの時間がすごく勿体ないなぁと常々思っていました。

朝、出社するために私服に着替えて→出社してから制服に着替えて
と、2回も服を脱ぎ着しなきゃいけない。
単純にだるいし、着替えの時間を考慮して毎日10分くらい前倒しで出勤が必要だし。

積もり積もって、仮に毎日10分着替えに要する時間があるとすると、
1ヶ月で200分、1年で40時間を制服に着替える時間に費やしていることになりますから、時間の節約にもなります。
ブラウスとかストッキングとかの洗濯物も減りますしね。

見てもらえる楽しみがないというジレンマ

服装が自由なのはラクでいいのですが、反面で
女性や服が好きな人であれば、人に見てもらえる楽しみもありますよね。

人に見られない気楽さはあるものの、逆に
誰かに見てもらえる楽しみがないのはちょと寂しい気もしています。
どっちがいいんでしょうねぇ。

着るものでテンションが変わる

これは私だけかもしれませんが、
着ているものによって気持ちが切り替わることってあって
制服やスーツを着るとパリッと仕事モードになったり、
(元々陰キャなのが)いわゆる「よそ行き」モードになって人と堂々と話せるようになったりしていたのですが、
ずっと家にいると、よほど意識しないと気持ちはあんまり切り替わらないかも。

②拘束時間・場所
出社:そこに居て、他のことが何もできない
在宅:他のことをする環境はある

日中や平日にしかできない
ちょっとした用事が足せる

例えば、一人暮らしだとなかなか在宅していなくて
宅配の荷物を受け取るにも一苦労だったりするじゃないですか。

1分くらい私用の電話をするとか、メールチェックをするにも
会社にいると、まわりの視線などもあってけっこうやりづらいですよね。

自宅にいると、ちょっとした電話やメールチェックくらいであれば
合間を見てすることができますし
平日しか行けない銀行や郵便局なども、10分圏内くらいの場所であれば
昼休みの時間帯を使ったり、業務の様子を見て行くこともあります。
(落ち着かないので滅多にやりませんが)

ちょっとした家事をはさめる

疲れて帰ってきてご飯を作ったり、掃除や洗濯したりするのって
めちゃくちゃダルいですよね…(家事嫌い)
ほんと、兼業主婦してる方ってすごいと思う。

リモートワークだと、休憩がてら日中に細かい家事を差し込めるので
家事が溜まりにくくなりました。

軽い運動&気分転換にもなって一石二鳥

皿洗いとか、洗濯物を干したりとか、掃除機やコロコロかけたりとか
そのくらいの些細な家事なら5~10分で終わるし
PCに向かいっぱなしで凝り固まりがちな体を軽くほぐすこともできて一石二鳥。

もちろん仕事の状況に応じてですけれどね。
あんまり長時間離席するのは落ち着かないので、気になる時は社用PCを近くに置いてやっています。

部屋がきれいになった

よく、家に人を呼ぶと部屋がきれいになるって言うじゃないですか。
あれと同じような現象で、
ビデオチャットに自宅が映るので意識して家を片付けるようになります。

わたしは元々めちゃくちゃズボラなんですが
在宅勤務なりのけじめ&コロナで消毒をこまめにしている影響もあって、
部屋が少しきれいになりました。(元々どんだけ汚かったんだ)

物理的には自由でも、
他のことをする余裕はないと思った方がいい

巷で議論されている「サボり」議論にも通じるのですが
ある程度まとまった仕事をしていれば、
ちょこちょこ他のことをやるっていう余裕がそもそもあんまりないです。

仕事のリズムに慣れたり、効率よくこなせるようになればできるか…というと、
その時はその時で任される仕事量が増えるでしょうし、
そもそも「業務時間内」に自分個人のことをするのは、あまり期待しないほうが得策かもです。

どうしても外せない一定量の私用があるのであれば、
業務時間内にこそこそ抜け駆けするより
時短勤務やフレックスタイム、週3勤務の会社に就職したほうがよいと思います…!

やりたいことがあるなら前もってリスト化しておく

結論としては、仕事をしている様子が見えない分、
サボっていると思われないように仕事をしすぎるほうがむしろ多いです…

自分のことができるといっても、
例えば疲れたから10分休もうと、意識的に休憩を取るとか
上司の返事を待つ合間の数分間(と言ってもうちの会社はレスポンスが超早い)くらいで
実際大したことはできません。

家事をやるにしても、休憩が取れたら洗い物しよう、今日か明日洗濯できたらしよう、というように、
あらかじめやることを決めていると、休憩時間が有効活用できます◎

③勤怠
出社:始業に余裕を持たせて出社
在宅:1分前でOK

わたしが働く会社では、出退勤をWEB上で申告しています。
始業5分前にアラームをかけて、その直前までブログ書きとか自分のことをしています。

これは会社の風土にもよるかもしれませんが、
義理とか面目を保つために始業30分前とかに出社する必要はありません。

ちなみに最初は、ちょっと早めの時間に布団の中から出勤ボタンを押して、
そこからゆっくり起きて作業を始めていたのですが、怒られました。
(たぶん、出勤時間が異常に早すぎたんでしょう)
それ以来は、やるならやる、やらないならやらない、とはっきり分けています。

④実務
出社:周りに緊張感をもらう反面、気が散る
在宅:邪魔が入らず自分のペースで没頭できる

肝心の実務の生産性のことを書くの忘れてました。

一人で没頭するのが得意な人向きの働き方

人の雑談や挙動、匂いなど邪魔される外的要素がないので
連続して仕事に集中することができます。
好きな音楽を書けてもOK。

ただ、会社にいるよりも緊張感がないぶん、
効率はプラマイゼロかもしれません。

自分に合った作業環境にできる

PCは会社から貸与してもらっていますが
マウスやディスプレイ、椅子などは自分の好きにできるのも嬉しいところ。

わたしは社用ノートPCを机の隙間に置いて、1日中横向きで作業した結果、
首を傷めて体調までおかしくなりました。

結果、病院を転々としたり、マッサージとか治療院とかの費用がかさんだので
多少の初期投資はかかりますが
過ごす時間が長い分、ある程度良いものを揃えることをおすすめします…!

お互いの業務が見えない

わからないことや下調べしたいことがあっても、調べて取り組めたり
自分のペース配分で仕事ができます

人に聞きにくいことでも、こっそり調べたりもできるので
自分で問題解決しながら動ける人にはやりやすい環境です。

逆に、作業の様子が他人から見えないので
集中したいタイミングでやたらとメッセージがきてイラっとする時や
AさんとBさんから同時に仕事を頼まれて焦る時もまれにあります。

⑤コミュニケーション
出社:顔が見える分、なぁなぁになりがち
在宅:シンプルに要件伝達ができる反面、表情が見えない

派閥や仲良しグループみたいな義理の付き合いが生まれにくく
さっぱり実務だけを割り切って行えます。

表情が読めない、非言語的な情報がない

ただ、お互いの表情が見えないので非言語的な情報が伝わりにくく
今まで顔色を読みながらコミュニケーションしていた人や
愛想をふりまいて気に入られていた人は戸惑うかもです。

会話が記録として残せる反面、チャットだと会話がクローズなので
コミュニケーションが健全かどうかは、微妙なところです。

「察して」が通用しない

表情が見えない、察したり察してもらったりができないので
会社だとなにか困っていそうな人がいたら「大丈夫?」と声をかけてくれる人がいますが
自分から「わからない」「教えて欲しい」「手伝ってほしい」と言わないと、気付いてもらえません。

これ、上司やトップが「察してちゃん」だとけっこう面倒で
図々しいかな?というくらい、質問したほうがよさそうです。

仲良くなる機会が少ないので帰属意識が生まれにくい

不要な絡みが激減したのは嬉しいのですが、雑談する機会がゼロなので、
良くも悪くも社員の方と仲良くなりにくいです。

急ぎの案件や、けっこう頑張って対応したのに
「いいね」がプチっとついただけだったりすると
仕事をしていて虚しくなることもあったり。

馴れ合いになりにくくて純粋に仕事をするという面だけでは良いのですが
一方で、これまで仕事に緊張感が生まれていた背景って多少なりとも
「あの人に迷惑かけたくないから自分も頑張ろう」とか、
「このチームのために成果をあげる」みたいな帰属意識がベースだったんだなぁと気が付きました。

リモートという環境を用意してくれている感謝はあるものの
なんとなく他人感が抜けない。
会社のために尽くし合っている感はぶっちゃけあんまりないです。

家族や周りからの理解は?

上に書いた、体調を崩した時に、実家で静養しながら仕事をしていたのですが
どうも家で仕事していると、周りからは「仕事している」と認識されにくいみたいで
仕事中も30分おきくらいに話しかけられて集中できませんでした。

子供がいると、尚更大変かもしれませんね。

最初にやっておけば良かったと後悔していること

やっておけば良かったと思っているのが
よく一緒に仕事をするパートナーさんのスケジュールの確認です。

他のメンバーもそれぞれリズムを持って仕事をしていたりする場合、
連絡のつきやすい時間帯や、連絡を控えたほうがよい時間帯を聞いておくと
忙しい時に連絡が頻繁にきて焦ったりイラっとすることや、
連絡がつきにくくて「待ち」が生じたりすることが少なくなって
お互いにストレスが少なくなるかなと、働いてみて思いました。

フリーランスと在宅勤務の違い

ちなみに私の場合は
リモートワークを始める前から自宅でWEB制作業を個人で行っていたので
在宅自営業→在宅会社員になった、という感じでして。

どちらもWEB制作のお仕事ですし、家で仕事するなら
1件仕事の受注が恒常的に増える、くらいの延長線上のイメージでしたが
同じく家で働くといっても、その中身は全然違いました。

ちなみに、個人事業は続けたいと最初に伝えてあるので
自営業(個人でのWEB制作業)も、今でも続けていますよ。

個人事業と一会社員として働くということの違いは、
オンラインであっても「チームで動く」こと。
「いつでも連絡が取れる状態」という時間を担保するというのがついてきます。

わたしの会社は終業後や土日にも平気で連絡やメンションが来たりする…
対応していたらキリがないし、そこまで応じられるお給料はいただいてないので対応しませんが。

フリーだと自分の都合の良い時に仕事して、好きなタイミングで休んだり外出できていたので
時間を担保するというのは、フリー経験のある自分には正直けっこう窮屈です。

ぶっちゃけ、フリーランスと
どっちがラクかというと…

お仕事がなかなか安定して獲得できないから
セーフティーネットを強化しようと思っていたのですが
結論、自分でお仕事を取れるのがやはり最強ですっ。

仕事をする以上、疲れるしストレスも受ける

リモートワークとはいえ、
フルタイムの仕事をしていると、気力体力をそちらで使い果たします。

リモートワークだと、移動の体力や時間、人と会うストレスが減って
その節約できた時間やエネルギーを、自分の活動に充てられることを期待していたのですが、そんな期待をしていた自分が甘かったです。

わたしが主婦でもないのに時短勤務をする詳しい理由と理想は、こちら↑に書いています

たしかに、ストレスや無駄な時間は大幅に減ったものの、
10が4になったくらいなイメージ。
仕事をすれば相応に疲れますから、気力体力が削られること自体は確かです。

まとめ:リモートワークは働きやすい。だけど、
全てを解決してくれる万能の働き方ではない

仕事って、あくまで自分のために用意してくれているものではないので
やっぱり多少なりとも不満はつきものですし、
それを極力少なくして自分の裁量で仕事がしたいのなら、
フリーなり起業なりしてしまうのが一番だなぁと感じたのでした。

リモートワーク=ラクできる、ではない

リモートワーク=自宅だからラク、と思われがちですが
仕事をしているということには変わりありません。

チャット機能などがあるとはいえ、
人と一緒にやったほうが成果が出やすいとか
友達と一緒に勉強するタイプの人には在宅勤務はあんまり向いていないかも。

そのうえで、人と会って働くか、自宅で働くか
向いている方を選んだらいいのかな、というのが結論でした◎

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