2月の下旬に、
(コロナの影響ではなく元から)社員全員リモートワーク
という体制の会社に入社して、
色々と新鮮な体験だったので、良いことも悪いこともその経緯を綴ってきました。

ですが、結果、
わずか3ヶ月で退職させていただくことにしました。

会社への恩はもちろんですが
このコロナショックのご時世で職を失うわけですから、相当悩みましたよ…
今はただ挫折感と申し訳なさに打ちひしがれています。

たった3ヶ月でリモートワークに挫折した理由

在籍していた会社の不平不満ではなく、
「リモートワーク」と抽象化しても当てはまる範囲で
これ、きついなぁ…と退職を考えるに至って感じたことを書いていきますね。

ちなみにもっと詳しく、リモートワークのメリットやデメリットを知りたい方は
こちらの記事↓に列挙していますので合わせてどうぞ。

ノートパソコンで首を傷めた

入社して2週間後に突然、腹部緊満感と謎の呼吸困難に襲われました。

それ以降も自律神経失調のような不定愁訴があちこちと現れ、
病院や治療院を転々としましたが、原因がよくわからないまま
1ヶ月以上不調に悩みました。

色々検索して調べた結果、原因はどうやら首のコリと歪み

毎日9時間、社用PCのノートパソコンに張り付いていた結果、
自律神経など、首から出ている神経が圧迫されていたようでした。
(あまり知られていないですが、頚性神経筋症候群という名前がついているようです)

たかが肩こりと思うと、大げさに聞こえますが
首って本当に生命活動で大事なパーツだなと感じました。
実際、首ひとつ痛めつければ、体がまったく動かなくなったり、
死ぬことだって全然ありますからね。

治療費がペイしない

デュアルモニターにつないでみたり、姿勢を変えたり
ノートパソコンは持ち運べますから、カウンターキッチンに置いて立ってPCしてみたり
ちょこちょこ洗い物や掃除など家事を挟んだりしてみましたが
やっぱり、作業する以上は負荷は0にはなりません。

そうなると、1回で完治!ではなく定期的に治療院通いは必須になりますが
それはまぁ、自分の体を定期的にメンテナンスできて良いのかもしれませんが
週1とかで治療院通いすると、お給料が足りない。

事実、原因がわからず病院を転々として、既に数万円使ってしまっていました。

もはや、体壊すために働いているみたいで意味わかんないし、
そこまでして働くほど高給ではなかったので、
どうせ体を壊すほど働くのであれば、それに見合う相応の仕事をしよう、
であればお給料が多少少なくても、もっと負荷の少ない仕事選ぼうと思ったのでした。

退社の概念がないので
プライベートを尊重できなければ24時間対応

出社勤務だと、さすがに会社を出て帰宅したらもう
自主的な持ち帰り仕事でもない限り、仕事って終わりじゃないですか。

それが、「退社」(退職じゃなくて、会社から帰宅するという意味)という概念がないので
週末でも夜中でもお構いなしに通知やメンションが平気で来て、修正対応をさせられる。
しかも、時間外だし、急ぎじゃないから翌朝でもいいじゃん、と対応していなかったら
「返事して下さい」と返信を求められることが日常茶飯事で
パソコンを閉じれば良いという感じでもありませんでした…

イメージ的には帰宅したのにまた会社に戻って来いといわれるようなもの。
退勤してから仕事を振られることも常で
自宅にいて体はリラックスしているのに、頭は常に緊張状態という、
アンバランスな状態になっていました。

これはリモートだからというよりは
会社としてのモラル云々だと思うのですが…
就業時間を過ぎたら個人の時間、というのは
双方の思いやりで成り立っているんだなぁと改めて感じました。

残業を求めるかまってちゃん上司は
働き方が変わっても居る

出社勤務でもよくいるじゃないですか、
「俺がこんなに頑張ってるんだから、お前らも残って当たり前」みたいな
残業を道連れする上司。

あれのオンラインバージョンという感じですね。

昼夜問わず頑張っていてすごい、とは思わず
けじめのないだらしない会社だな、としか思いませんでした。

で、時間外の待機まで担保できるほどお給料を貰っていたわけでもないし
当然そんなことは雇用条件にもないので、
自分の時間をやみくもに奪われる前に辞めたわけです。

自分の意志で仕事する人がいるのはいいけど
その熱量を他人に強要しちゃいけないし、
強要したいなら相応の待遇で迎えるべき。
って、めっちゃ当たり前のことですけれど。

※この記事を更新してみて、
「リモートワークが合わなかった」「肩こりでやめた」という風な
一面で捉えられてしまったような気がしたのでちょっとだけ愚痴を追記しました…

恒常的に時間を担保する働き方

当たり前といえば当たり前ですが、
リモートワークであっても、常勤雇用ということは
所定の労働時間は会社のために働くもの。

裁量労働制や成果型の仕事もあるでしょうが、まだまだ稀でしょう。
(し、むしろブラックなイメージしかない)

わたしはしばらくフルタイムの正社員雇用を避けて
アルバイトやフリーランスをしてきたので
この、1日のほとんどの時間を、特定の会社を最優先にして動く、という
終わりのない常勤雇用はやっぱり自分には無理だな、と思ったのでした。

普通の人から見ると、単なる社会不適合者でしょう。苦笑

早期離職するくらいであれば、最初から有期雇用もアリ

今は幸い、有期雇用や案件ごとに契約を締結する形など
お仕事に携わる形は様々ありますから
たぶんですが、常勤雇用は今後しない方向で考えると思います。

自分はフリーランスなので、たぶん、案件ベースになるかなと。

リモートワークの退職方法

ところで、普段オフィスに出社しないリモートワークって
退職手続きはどうするのか気になりますよね。

チャットで「退職します」

わたしの在籍する会社は、規模の小さな会社なので
社長と直接チャットする機会も多く、普段からやり取りをしていたので
社長への個別チャットで「退職させてください」とメッセージを送りました。

遮るものがない1対1

出社勤務だと、まず直属の上司と話せそうなタイミングを見計らって
周りに目立たないように「今お話よろしいでしょうか」的なことをお願いして
別室で話す、みたいな段取りが必要じゃないですか。

わたしは何度も退職を経験しているジョブホッパーなのですが
何も遮るものがなく、この1文で全部決まるな、と思うと
距離感が近すぎて、めちゃめちゃ怖かったです…

その後はわりとすぐにお返事が来て、
退職日などのやりとりもチャットで完結しました。

まぁ、退職に関しては、怖さがなくなって気軽に辞められるようになっても
それはそれでどうかなと思いますけれどね。

言葉が適切かわかりませんが、
出社勤務よりも切り出しやすい分、切り出しやすすぎて怖いです。

しかも、普段から顔を合わせるわけじゃないリモートワークだと、どうしても帰属意識が薄くなりやすい分、
出社勤務よりもさらっと退職する人って増えるんじゃないかなと思ったりもします。

従業員側の不満が見えにくい

管理者側の立場に立って考えると
リモートワークの従業員や部下が不満を持っているかどうかって、
文字だけのコミュニケーションじゃすごくわかりにくいと思います。

特に、今後も働いていきたいと思っている会社に
直接不満や「できません」「やりたくありません」「無理です!」なんて、ほとんどの人は言わないじゃないですか。

顔を合わせていれば、なんとなくその行間や表情から
その人のモチベーションやキャパシティ、気持ちって推し量れるものですが
文字しか情報を伝える手段がないと、そういう非言語的な材料がないので
見えないところで困ったり、不満を抱えていることに気が付かず
ある日突然退職を突き付けられることって増えるんじゃないかなと思ったりします。

きっと切り出される側からすると、なんの前触れもなくメッセージが来るわけですから
なかなか残酷でもありますよね。

わたしが上長だったら病みそうだなぁ。
それとも、ドライでいいのかなぁ。

リモートワークの仕事に就いたのは「失敗」だったのか

今回は退職という結論にはなってしまいましたが
リモートワークという形で仕事ができたことも、退職を決めたことも
どちらも後悔はしていないし、失敗だとは思っていません。

今回の記事は退職理由に焦点を当てて書いたので
ネガティブなことばかり挙げてしまいましたが、
むしろ、貴重な経験をさせてもらったなとすごく感謝していますし
過去記事にいくつか書いていますが、余計なノイズや煩わしい人間関係がないので
出社勤務よりもはるかに仕事がしやすかったです。

たぶん、出社勤務をしていたであろう場合よりも
少なからず成果も出してこれたのではないかなと。

ですので、退職したから失敗だったとか、
「リモートワークはダメだった」「リモートワークが合わなかった」と
断定して結論づけるつもりはまったくありませんし
もしかしたら、また条件や環境を変えてリモートワークで就業する可能性も全然あります。

「これまでの正解」は、「これからの正解」とは限らない

ただ、何度も居場所や付き合う人間を変えてきてすごく思うのは
「これまでお世話になった」「勉強になった、成長できた」という過去得たベネフィットと
今後もそこに留まる理由って、イコールじゃないと思うんですよ。

恩返しは「長く在籍すること」とは限らない

自分にプラスになったからと言って、べつに
会社にその分長く居なきゃいけないという借りを作ったわけではありませんし、
ひとたび「会社への恩義=辞めずに長く在籍すること」と思ってしまうと
それって、終わりがないですよね。

半年でやめても、3年でやめても、結論は「辞めた」になってしまうわけですし
同じ「辞める」という結論なら、別に早く辞めてても良いじゃんって。
なんか、わかるかなぁ。

それになにより、あなたが会社から恩恵を受けていると同時に
あなたも会社に労働力を提供して役に立っているはずですからね。
一方的に教えてもらう学校じゃないんだから。

今後のご報告もお楽しみに

まぁ、もはやわたしらしい選択だな、と思って
追い込まれた自分がどんな「火事場の馬鹿力」を発揮するのかは
自分事でありながら見ものだなと思っています。

どうにもならなかったらならなかったで、
まぁ、それも面白いでしょう。(他人からすれば)

またいずれ、ゆるく活動報告します~。

後日談:新しい働き方のバランスを作っています

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